Issuing が有効化された非アクティブな連結アカウントは、カードの紛失や漏洩リスクを増大させ、プラットフォームにリスクをもたらす可能性があります。このような状況は取引における不正利用につながる恐れもあります。このリスクを軽減するため、Stripe ではアメリカ内で非アクティブな連結アカウントに対し、Issuing ケイパビリティを無効化しています。
Issuing ケイパビリティが無効化されるのは、過去 13 カ月間 (395 日間) にカード取引を一切完了していない連結アカウントです。アカウントにその他のケイパビリティがある場合、Issuing が無効化されるのは、過去 395 日間に支払いや Treasury 取引が一切発生しておらず、Treasury 残高が 9.99 USD 以下である場合のみです。
非アクティブと見なされて Issuing が無効化された連結アカウントでは、card_issuing の要件で、rejected.inactivity
の disabled_reason が表示され、card_issuing ケイパビリティのステータスが inactive
となります。
Issuing ケイパビリティが無効化されると、その連結アカウントに関連したカードのオーソリはすべて拒否されますが、支払いや Treasury などの他のケイパビリティは影響を受けません。
プラットフォームがそのアカウントの利用規約に再署名することで、アカウントの Issuing を再度有効にすることができます。
いいえ。Issuing が無効化されるのは、連結アカウント内のすべてのカード保有者とカードが非アクティブになった場合だけです。個々の非アクティブなカードやカード保有者に対して、無効化プロセスが適用されることはありません。
はい。アメリカ、イギリス、ヨーロッパの非アクティブな連結アカウントの Issuing ケイパビリティが無効化されます。
ユーザー体験 (UX) を向上させるため、次のような変更を加えることを検討してください。
rejected.inactivity
の disabled_reason
が表示される際に無効化されたカードが表示されるように UX を変更する